ほんの寄り道、おきてのみやげ

法令の素顔をゆるりと愉しむブログです

 本ブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。

 令和3(2021)年の年明け、
法学部でない他学部の方を対象に、
法令のからくりや立案のプロセスをめぐる事柄を
愉しみながら読んでもらえたらと、
ブログを始めました。

 実は、法学部でない学部の受講生の方に、
何かしらの法律の説明をしようとすると、
本題に入る前に、しばしば、つまずくことがあります。

 例えば、
「六法全書を見ると、目がチカチカする。」
「法律の文章は、堅苦しくて、読みづらい。」
ぐらいのアレルギー反応で済むのでしたら、
かすり傷にもなりません。

 ところが、講義の最中(さなか)に、
「 この法律の題名は、〇〇ですが、
 昭和の頃は、▢▢って呼ばれていました。
 でも、法律番号は変わっていません。」
「 働き方…法で、この法律の題名が改められました。」
「 本制度は、女活法等の一部改正によって、
 …推進法の中に設けられました。」
と、話を切り出そうものなら、
一斉にシャープペンの動きが止まります。

 そこでもう一度、はっきり聞こえるように、
ゆっくりとお伝えしますが、
「再生速度をスローにするとか、そういう次元じゃなくて…」
「いったい、何を言っているの?」
という、時空をワープしたようなポカンとした表情をされるので、
「あっ、これは立法の経緯というか、過程の…」
(良い陽気のせいか、受講生の関心は、窓の外の小鳥に移った ようです。
 いま、小枝の枯れ葉が散りました。最後の一枚でした。)

 と、その瞬間(とき)、我に返ります。
「 そうだ!他学部の受講生は、
 高校で「政治経済」を履修していなければ、
 最後に法律の話題を教わったのは、
 中学校の「公民」の授業に遡(さかのぼ)るはず。
  しかも法律系の主要科目を履修していないとなると…
 それでさっき、ポカンをやらかしたのか。」

 ちなみに、「ポカン」とは、ちゃらけた造語で、
「 基礎知識や知見がない前提にもかかわらず、前触れもなく、
 次のステップの話題を堂々と切り出すこと。又は、
 その直後に訪れる虚無感。」のことですwww

 本ブログは、幾多のポカン体験を通じて、
「 もう二度とポカンをしない。したくない。しないほうがいい。
 しないに越したことはない。」
という、ゆるやかな決意を抱き、書き始めることになりました。

 タイトルの「ほんの寄り道、おきてのみやげ」とは、
講義でお伝えしきれなかった逸話を、
おきて(法令)の土産話として、
受講生の方に愉しんで読んでもらえれば、
という気風をもって名付けました。

「あなたの未来を適(かな)えるショートショート」
を、記事のコンセプトにしています。

 末永いご愛顧を、お願い申し上げます。

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